月極駐車場のストック量と今後の可能性
株式会社価値総合研究所 不動産投資調査事業部は、この度、株式会社日本政策投資銀行と共同で、「月極駐車場のストック量と今後の可能性」をリリースいたしました。
少子高齢化等を背景に、都市部を中心に低未利用地が増加していますが、こうした土地は、賃貸駐車場へ転用されるケースも見られ、まちづくりに新たな資源として活用することが期待されています。賃貸駐車場は、社会インフラとして都市機能の維持に重要な役割を担っているため、都市機能の維持・向上と不動産管理・運用の両面から、駐車場に対する戦略的なマネジメント、すなわち「適正管理」の重要性は高まっています。
賃貸駐車場には、主にコインパーキングなどの時間貸し駐車場と、月極駐車場が存在しますが、時間貸し駐車場については民間事業者等による市場調査が進んでいる一方、月極駐車場については、相応のストック量が想定されながらも、台数を直接的に把握できる公的な統計が存在せず、その実態は不透明な状態にあります。
そこで本調査では、月極駐車場に関する市場背景や複合的な課題を概観した上で、この不透明な市場の解明に向けた第一歩として、ストック量の推計を試行しました。
月極駐車場のストック量と今後の可能性
Strategic Management of Parking Assets in Japan
